2人が本棚に入れています
本棚に追加
〈 前世 〉
見つめるものすべてに愛があった頃、
愛するものがそばにいた頃にはわからないで通り過ぎた前世。
わずかな記憶で心が揺さぶられて、新しいこの肉体までをも巻き込んで。
悲しいのか、苦しいのか…虚しいのかわからずにいる。
少しの記憶がワタシヲ混乱させる。
ワタシが昔いた頃に、愛があって、
悲しかったのか、苦しかったのかわからずにいる。
ただ、記憶がもうひとつの心が叫んでいる。
涙よりももっと深い何かを感じて、心が揺さぶられている。
書いて辿り着く場所は…あの懐かしい場所で、
僅かな記憶が呼び戻すのはあの頃の想いや心の奥の事で…、
こんなにも新しい心や肉体までをも巻き込んで悲しくさせる。
最初のコメントを投稿しよう!