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『カリギュラ効果』について
右を向かないでください。
という文面に対して、上や左側や真後ろが気になった方はいないと思います。
否定されると気になってしまうこの効果は、とても簡単で日常に溢れています。
本屋に行くと書籍のタイトルに、悪用禁止、マル秘テクニック、ヤバすぎと言った枕詞のある作品が多数あります。
僕のようなマンガで分かる系が好きな読者層が読みそうな心理学関係のコーナーはそんな言葉で溢れかえっています。
はい。まんまと買ってしまいますね。内容が普通に面白いのがいけないんです。
かといって、その手のものにあれこれ手を出してしまっては懐も寂しくなってしまうものです。
というわけで、今回は『カリギュラ効果』を題材にしたタイトルやキャッチコピーなどから身を守る術を解説したいと思います。
至って簡単です。
「あ。これカリギュラ効果だな」
と思うだけです。
大抵のものは悪用禁止ってほど使えるものではありませんし、マル秘になるほど重要なものでもないです。ヤバイですね。
世の中にはこの『禁止』という言葉が溢れている環境に、気疲れしてしまう人も少なからずいます。
そんな方は、「これなんて言ったっけ?そうだ。カリギュラ効果だ。ただの集客するための枕詞か」と思うだけでも結構違いますよ。
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