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「えー、二次元やと思っとった教授が、折角実写になってんで。千恵、触りたくないん?」
「そりゃ触りたいけど・・・・でも、それ変態の発言じゃない?」
「変態上等や。うちは肉食やから指咥えて待ってられへんし、自分からガッツリ行くで」
佐知は身長が低いから座高も私より低い。目もくりくりとして、小さなリスみたいで可愛いのに、発言がおっさんで親近感を覚える。掘り下げて聞くと、大きなおっぱいを触るのも大好きらしい佐知は、バイ(男女両方イケちゃう両性愛者)なのだろうか。私、もしかして既にロックオンされてる? 巨乳だから気を付けよう。
それにしても目の前のイケメン眼鏡執事は、グラスをずっとふきふきしながら私たちの俗な会話を聞いているに違いない。これを聞きながら、どんな風に思っているのだろうか。恐らくキモヲタ認定されているのは間違いないだろう。そしてこの下世話な会話、やっぱりアラサー、アラフォー女子が揃うと、おっさんになるのだろう。
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