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でも、それは私にも責任がある。
本当はてんで使えない彼女たちの言い分を全面に信頼して、仕事を頑張ってくれていると勘違いしていたのは、この私。
定時に上がれていたのは、南さんの影の尽力があったなんて、思いもしなかった。
本当に、何も知らなかったとはいえ、頑張ってくれていた南さんに対して、非常に申し訳ない事をしてしまったわ!
帰ってきたら一番に謝ろう。
とにかく、少しでも仕事を終わらせなきゃ!!
彼女たちには任せず、自分で商品を探した。
しかし私は通販部のリーダーでありながら、雑務に報告、その他別の仕事を多く抱えているから、梱包は殆どやった事がない。どこにどの在庫が置いてあるのか、さっぱり解らずに時間だけが過ぎて行った。
それでも、彼女たちよりはマシだったと思うけれど。
このままじゃ梱包が終わらないと思って、作業室に在庫を探しにやってきた若い社員の一人を捕まえて、手伝ってもらう事にした。この際戦力は一人でも多い方がいい。
それでも、全然終わらなーいっ!!
てんてこ舞いで走り回っていると、戻りましたー、と救世主の声がした。
南さんだわ!!
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