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「はあーい、もしもし?」
『あ、千恵? 電話くれてたでしょ』
「うん。今日暇だったら凄いイケメンが二人もいるイベントがあったから、早苗も来ないかなーって思ってさ、連絡したの。あ、そうだ。今日は暇? 今から小晴と飲むんだけど、一緒に飲まない?」
『あ、ゴメン。予定出来ちゃってさ。イベントで一緒だった知り合いと飲みに行く事になったんだ』
「そっか、早苗もイベントだったんだ。私も今日、神イケメン二人の売り子やってるイベント行ってきて、新刊とポスター予約したんだぁ。その二人がめちゃくちゃカッコいいから、写真撮影しに早苗も来たらいいのになーって思って連絡したんだ。それだけなの」
『え・・・・もしかして、そのイベントって台東区でやってたイベント?』
「そうだけど、なんで知ってるの?」
『知ってたも何も、教授って・・・・あぁ――っ、そっかぁ! 千恵と小晴がすごい好きって言ってたキャラって・・・・うわ――っ、鳥井教授かぁ、しまった事したなぁ。創作キャラは私ノーマークだからさ、ゴメン』
「え、何よゴメンって」
『まあ、来てたならいいか。・・・・実は私、その鳥井教授と郁夫君だっけ? のイケメン二人の写真撮影していたんだ。知り合いに頼まれてさ。その新刊のポスターの写真、撮影した』
「え・え・え――――っ!?」
そ、そそそんな、う、うううう羨ましすぎる――――っ!!
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