2826人が本棚に入れています
本棚に追加
/347ページ
「さ、撮影したって事は・・・・デ、データとか・・・・あるの?」
『あるよ』
「・・・・見せてって言ったら、ダメかな?」
『えーっ・・・・ちょっと待って。知り合いに聞いてみる』
受話器の向こうがごそごそ言ったかと思ったら暫く喧騒が続き、早苗が興奮気味で言った。『いいって言ってるよ。千恵がコスプレやってて鳥井教授の大ファンだて事話したら、速攻オーケー貰ったよ』
「いいの!? キャー、早苗! 恩に着るぅ!」
『じゃあイケメン執事の店で飲むからさ、オゴってよ』
「うん! いい! お支払いします!! あ、小晴も一緒だけどいい?」
『いいと思う。駄目っていう人じゃないから、そしたら池袋の執事バーで待ち合わせねー。飲みに向かっているから、千恵も小晴と一緒においで。待ってるよ!』
「ありがとうー! 早速向かうわね!」
ひゃあぁ――――ん! 早苗が撮影したデータ、神イケメンのお二人が拝めるのね!
早速私は小晴に連絡を取って、池袋へ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!