2832人が本棚に入れています
本棚に追加
「ええ“――――っ!?」
変な悲鳴を上げてしまった。
「どうしたの、千恵っ」
みんなに驚かれた。
「あああ“――・・・・。検証しなくちゃ。多分、その神保要君は、私の職場にいる子だと思う。前からいっくんに雰囲気が似てるなーって思っていたんだけど、まさか・・・・」
ひいいー。もし神保君なんだったら、私が通販部お局の諏訪千恵子って気が付いちゃったわよね・・・・
キャ――!!
ノートに本名書いたから、神保君に絶対気が付かれたわよおおおー!
く、口止めしなきゃ・・・・!
神保君は早朝、よく資料室にいる事が多い。女性を連れ込んで××しているのは、紗々では有名な話。小耳にはさんだことはあるが、大抵みんな見て見ぬふりをしているのだ。彼はそれだけの容姿を備えているし、何せよ営業成績も抜群だ。何をやっても赦されるのだろう。
とりあえず、明日の朝一で資料室に行ってみよう!
最初のコメントを投稿しよう!