夢見た色は

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そんな時、神様は言った。 空を飛ばせてあげよう、と。 鳥になったらいささか不便そうだから、 君自身に翼をはやしてあげる。 君は“普通”じゃなくなるけれど。 という言葉も添えて。 僕は普通が分からないから、 そんなのどうでもいい。 僕は空へ飛び立った。 僕は空を飛んでった。
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