STORY 1

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よく晴れた春空を窓越しに見ていると今日は絶好の入学式日和だなと思う 高等部女子寮の食堂で朝ごはんを食べながらふとそんな事を考えてしまった。 『あっおはよう恵美、今日は晴れて良い入学式日和だね。』 「おはよう沙貴、そうだね。早くご飯食べないと遅れるよ?」 私に挨拶をしながら食堂に入ってきた1人の寮生。 名前の名前は桜木沙貴(さくらぎさき) 初等部の頃から一緒に学園生活を過ごしている私の親友 沙貴が向かいの席に座り一緒に朝ごはんを食べて寮を後にした。 『なんで2年生は代表と副代表のみ入学式に参加しなくちゃいけないのー?』 入学式会場へと向かう途中で沙貴が口を開いた .
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