眉唾物の笑顔

　苛めの陰湿化、少子高齢化、貧富の二極化、グローバル化による均一化画一化、地球温暖化、異常気象、自然災害、ウィルス、テロ、サイバーテロ、核兵器、中東情勢同様緊迫化しかねない米中米朝や日本の近隣諸国との関係などなど、そんな諸々のことを考えると、将来を不安視、悲観視せざるを得ない状況にある。
　況してや人間一人一人が自ら自然破壊、環境破壊に一役買い、それが塵も積もれば山となるで地球温暖化や異常気象のみならずヒートアイランド、大気汚染、資源枯渇などの弊害をもたらし、延いては我が子や子孫の首をじわじわと締めるように人類滅亡を早め、地球滅亡を早めているに違いないのにも拘らず未来の子供たちの為にするべきだの将来に希望を持つべきだの前向きに生きるべきだの笑顔でいるべきだのと言うのは全く理不尽で無責任で矛盾している。
　斯様に嘯く者たちは村意識が強いから自分の仲間内や身内の中で自分や皆が笑顔でいられさえすれば、それで良しとするもので、実際には自分の為にやっているのに他人の為にやっていると綺麗事を言うのを始め、お世辞、お追従、お愛想など社交辞令外交辞令をよく使う。
　こういう奴が笑顔でいるのを見ると、我田引水状態に陥っているのを見て取り、小生は甚だ嫌な気になる。