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「ああ、またな」
そう言って、去って行く2人の後ろ姿を見送った。
ハア…疲れた
手には汗が滲む。よほど力が入ってたのか、手の平には爪の痕がついていた。
俺は…こんなのストーカーみたいじゃないか
何だかな…本当になにしてんだか
ハア…カフェラテでも飲んで落ち着こうか…
力無く立ち上がり、ここの奥にあるオープンカフェに足を向けた。
注文したカフェラテを受け取り、ガラス張りになっていてちょっとした庭が見える奥の席へと向かう。
奥にはほとんど人は無く、ポツリと1人、女が座って居た。
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