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「ああ、俺の彼女がマーケティングに居るからな。時々話に出てくる」 「えっ、お前、彼女って。この前別れたとか言ってなかったか?」 「ああ、あれな…別れた後、今の彼女が気にかけてくれて、最近付き合い始めた。なんかウマが合うと言うか、しっくりとくるというか、なんかいいんだよ」 「そうなのか。まあ、よかったな」 「ああ、それでお前は」 話しながら注文したものを受け取って、空いてる席に座ると、横井が興味津々に聞いてきた。 「ああ、そんなんじゃない」 「ええ、違うのか?」 「なんか不思議な感じの(ひと)だったから、ちょっとな」
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