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横井と話してから、何日か経ち …とうとう来てしまった。 俺は白い封筒をテーブルに置いて、それを見つめている。 これは… さっきから見つめたまま、手に取ることができずにいる、それ。 何度目かのため息の後、深呼吸をして、その封筒を何とか手に持った。 汗が出て、手が震える。 それを何とか押さえて、封を切った。 思っていた以上のダメージ… 封筒をテーブルに投げて、ソファに崩れ落ちる。 涙が勝手に流れる。 俺は…俺は…どうしたらいいんだ…
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