Vertieft euch gegenseitig

19/34
43人が本棚に入れています
本棚に追加
/267ページ
「ミカエラ様は好きな香りとかございますか?」 「ちょっと爽やか系の甘いお花の香りとか。」 「解りました。」 女性はベースオイルに、2、3種類のアロマオイ ルを調合していると、ミカエラの不思議そうな視 線に気付く。 「私(わたくし)は、ローゼンベルク家に仕え る、アロマテラピストと調香師なんですよ。」 と説明した。 「アウレーリア!もう上がっていいか?」 湯船の方からフリードリヒの声がする。 「だめですよ?後、15分位は浸かってて頂かな いと」 「逆上せるわい」 アウレーリアはアロマオイルを手に取ると、ミカ エラの手にゆっくり馴染ませる様にマッサージを した。 「あ、何か良い香り」 「ラベンダーとをレモンバームをブレンドしまし た。両方鎮痛作用があるんですよ。」 「あの、」 「フリードリヒ様の香水も、アウレーリアさん が?」
/267ページ

最初のコメントを投稿しよう!