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「ふふふ、ミカエラ様よりだてに先に生きてませ
んよ?」
「え?だって、そんなに変わらないんじゃ…?」
「アウレーリアさん、ご主人と大学生と高校生の
息子さんが居るんですよ?」
エファがフリードリヒの足をマッサージしながら
言った。
「え?ええ?!見えない~!!」
ミカエラが驚きの声を上げたので
「?!どうした?」
とフリードリヒが起きてしまった。
「あ…すみません。」
ミカエラが謝ると
「いや、どうかしたか?」
フリードリヒが聞いた。
「アウレーリアさんが結婚されてて、大きな息子
さんが居る様には見えない話を…」
「ああ、俺より年いってるぞ。」
「はいぃ?」
「エファ。そろそろミカエラに仕度をさせてく
れ。」
「かしこまりました。」
ミカエラはエファに連れられ、一室に案内され
た。
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