2015年 〔春の陣/睦月鍋〕

1/14
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/76ページ

2015年 〔春の陣/睦月鍋〕

0次元:闇鍋エッセイ  現在『邪神の眠り』の建築に取り組んでいるわけですが、当初の予定を裏切り(?)140ページに達しても、まったく終わる気配が感じられません。迷路と町だけの閉塞世界なので「話の広がりようがない……」と、考えていたのですが、意外にも広がってしまいました。いまだに「ゼゼに辿り着けない……」ような状況です。  書き始めの頃は、筆の滑り(実際は、キーボードの叩き)が、やや鈍かったのですが、更新を重ねている内にだんだん面白くなってきたのです。こうなったら、勢いに任せて、行けるところまで、行ってみるつもりです。ゴールの形は一応定めてありますので、それに向かって、走り続けようと思います。長丁場になりますが、よろしくおつき合いください。  俺の場合、創作は『邪神』1本に絞っています。他のユーザーさんは、複数の小説を同時進行で書いておられます(凄い!)が、万事愚鈍な鍋太郎には、才能あふれる方々のような器用な芸当はとてもできません。できませんし、やれません。  俺の頭の中は『邪神』でいっぱいです。ストーリーの続きや登場人物に関して、色々と思案を巡らせるのは楽しい時間です。月・火・水・木の4曜日に練ったものを、金・土・日の3曜日を使って文章(小説)化するわけですが、これが、なかなか難しい。途方に暮れて、筆の動きが止まってしまうことも少なくありません。  文の質や内容はさておき、小説に比べると、随筆(日記)は比較的楽に書けます。本日、即興的に起動させた『次元鍋』は、我が得意分野(らしい)随筆や映画の感想文などを書くための場所です。創作に行き詰った時(例えば、今日)の避難所の役割りも兼ねています。  開業も即興なら、内容も即興。個人経営の居酒屋みたいに仕入れた素材によって、献立も変化します。またぞろ、自爆や脱線をやらかすかも知れませんが、時間に余裕のある際にでも、寄ってください。皆さんの御来訪をお待ちしています。〔1月18日〕 ☆次元鍋の表紙は、極夜&白夜さんの作品『雲海』を使用させていただいております。m(_ _ )m ♞3年前に書いた文章である。懐かしいと云うか、恥ずかしいと云うか。ぴよ時代の話が、この後の次元にも相当な頻度で出てくるはずだが、原則として「直し」や「削り」は行わないつもりである。サイト閉鎖のため、極夜&白夜さんの『雲海』はもう見られない。残念。
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!