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ここで1つ思考実験をします。
南家18巡目 ドラ→2
二二四五五③③⑥⑥25白白
ツモ→8
ハイテイの牌を引いたところです。
親リーチが入っており、他の2人は面前でベタ降りしています。
手にある数牌はどれも通ってなく、白は1枚も切られていません。
この白は親にどの程度危険なのでしょうか。
これは確率を使って考えられる問題です。
所在の分からない残り2枚の白は
① 親の手牌13枚
② 西家の手牌13枚
③ 北家の手牌13枚
④ 王牌の13枚(14枚のうち1枚はドラ表示牌)
このどこかにあります。
これらのケースは同様に確からしいと考えられるます。
単騎を考慮しない場合、リーチに当たるのは2枚とも①に当てはまるケースのみです。
1枚目の白が親の手に渡る確率は1/4、2枚目の白が親の手に渡る確率も1/4のため、親に2枚とも白が渡る確率は1/16、およそ6.7%です。
白が雀頭のケースも考えて少なく見積もると、白で放銃する確率はおよそ6%といえます。
数牌は色々な待ちの形があるため放銃率を評価するのは難しく、比較が難しいです。6%は安全な部類だと思いますがどうでしょう。
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