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「パパ。お友達が遊びに来てるんだよ。」
「ん?そうなのか。」
「お邪魔してます。」
娘のお友達とやらは、礼儀正しくお辞儀をしてみせた。
なかなかできた子じゃないか。しかし、男の子が一人?まぁ、子供だしな。異性を意識する歳でもないか。
「わたしの好きなたっくんだよ。」
若干、恥じらいのような表情を見せながら、娘が紹介してくれた。
・・・・・・ん?
「娘さんと仲良くさせて頂いてます。タカシです。」
タカシ・・・・・・だと!?
「わたし、たっくんと結婚するの。」
娘の一言に、絶句してしまう。
そして、私は再び叫んでいた。
「娘はやらーーーん!!!」
END
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