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「あなた・・・・・・あなた、あなた!」
ハッ
私は妻の呼ぶ声で、目が覚めた。
なんだ、今のは夢だったのか。そうだよな。娘はまだ5歳じゃないか。
「あなたどんな夢視てたのよ。娘はやらんとか叫びながら、うなされてたわよ。」
「あ、あぁ。酷い悪夢を視ていたようだ。」
私の可愛い可愛いみーたんが、あんなチャラチャラした男など連れてくるわけないじゃないか。
「パパー!おはよう。」
リビングに下りていくと、娘が勢いよく飛び付いてきた。
結婚や彼氏などまだまだ先の話しだよな。
娘の輝くような笑顔を見て、ホッとする。
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