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無理してつくられたストーリーの矛盾!シリーズ化の難しさ!
【八巻~十二巻ストーリー】
古都子の姉、田中徳子が三影高校の養護教諭として赴任してきた。
性産業に露骨に敵意を見せる徳子は、が隠れて読んでいた写真集を有無を言わせず没収する。
清一の両親が海外旅行に出かけ、古都子もおおっぴらで清一の家に寝泊まりを始めるが、ある晩、血相を変えた徳子が現れて古都子を連れ帰る。
そして事件が起きた。
ある朝、古都子は放心状態で登校。清一の問いかけにも答えずボンヤリしている。
清一の不安は現実となる。
「風神」と呼ばれ恐れられている生徒指導の村上が教える「現代文」。
古都子はボンヤリしていて村上にぶつかってしまうのだが、古都子を不良と決めつける村上は激怒!
古都子の謝罪も受け付けず、「わざとやった」と決めつけてネチネチと古都子を攻撃。
清一はあわてて
「先生。そこまでに」
と助け舟を大豆か、村上はこの時とばかりに合同文化祭のことを持ち出す。
清一が「始末書レベルの問題」を起こしたと決めつけて攻撃。
ついに期末テストの「現代文」でクラスの平均が八十点以下だったら全員冬休み補習。さらに清一と古都子は九十点以上でないと認めないと宣言。
二年四組の教室にパニックが走った。
清一は古都子の放心状態の理由を尋ねた。古都子が借りていた清一のエロゲが全て徳子に取り上げられたという。
おまけに徳子から清一に呼び出しがかかる。
保健室。
清一は同行した古都子と共に徳子と向かい合う。
徳子から18禁のエロゲのことを咎められ、古都子をエロゲに引き込んだと責め立てられる。
清一は、
「ルール違反は先生も同じだと思います。人の所有物を勝手に捨てていい謂れはないからです!」
と激しく反論!一触即発状態になるが、清一の従姉の桐子が現れ、無事に収まった。清一がこっそり桐子にお願いしていたのだった。
現代文の期末テストは、清一の呼びかけでクラスが一致団結!平均八十点を維持したばかりか、古都子は百点をとって村上の鼻を明かした。
クリスマスイブにはエロゲの新作「戦百」の発売日。清一と古都子はふたりでゲームを買って心行くまでプレイする約束をしていた。
ところが突然、桐子から、クリスマスイブは自宅でパーティだから予定を入れないようにとお達し。清一を好き勝手にさせたくないようだ。
清一は機転を利かして桐子を出し抜き、古都子と「戦百」を買いに出かける。
無事に「戦百」を購入。これから学校のデジタルゲーム研究会部室に向かおうとしたとき!
徳子が二人の前に立ちふさがった。
古都子に嫌われたくないと言いながらも、
「君が古都子ちゃんを導く資格があると思っているのかしら」
と清一に問いかけてくる。
緊縛したやりとりの後、清一の古都子への思いを知った徳子は、
「新宮君。君を認めたわけではないわ。これからも監視を続ける」
と言い残して去って行った。
新しい年が近づこうとしていた。(第八巻)
三学期。待ちかねた京都への修学旅行。
この旅行で清一と古都子は今まで以上に近づき、古都子も、
「今年こそ、お前を落としてみせる」
と力強く宣言するのだった。(第九巻、第十巻)
清一と妹の聖美の犬猿の仲を心配する古都子達。
清一は聖美に、どちらが美味しいバレンタインチョコをつくれるか勝負を申し込む。(第十一巻)
三年の新学期。突然才色兼備の新入生、結城麻奈が清一の前に登場。
「わたしは先輩のエロゲヒロインになります」
と古都子に宣戦布告する。
優佳、天女も清一への思いを新たにし、デジタルゲーム研究会を舞台にした熾烈な女の戦いが始まる。(十二巻)
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