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【感想】
僕の尊敬する方が、
「ラノベには決まったスタイルがあり、マンネリと感じようと、そのスタイルを崩してはならない」
とおっしゃいました。
今回、取り上げたのは累計十三万部を記録し、漫画化もされたラノベの大ヒット作品です。
『中古でも恋がしたい』と同じく、ネットで認められた作品であり、エブリスタに投稿している僕らにとって色々と参考になると思いました。
というか、この作品ほどラノベのスタイルに忠実な作品はないと思うのです。
だとすれば、凡百のラノベがひしめきあう中で、どうしてこの作品が大ヒットしたのか考えるのは意義あることかと思います。
この作品は、
『君に恋をするなんてありえないはずだった』
『君に恋をするなんてありえないはずだった~そして卒業~』
の全二巻で完結します。
第二巻の方には、「後日談」が掲載されています。
そして第二巻の帯!
映画『L💛DK』で主役を務めることになる女優の上白石萌音の感想が大きく掲載されているのです。
映画の撮影は2018年に行われましたが、2017年には既に映画化の企画が進んでおり、その関係での登場かと思います。
<最後の一行のその後も、ずっと物語の中に居たいと思った>
ええっ?ほんとですか!
正直、この作品!
つっこもうと思えば、問題点はいくらでもあるかと思っています。
ただしこの作品が、十万部を超えるヒット作となったことも疑いない事実です。
次の頁から、この作品について思ったことを書いていきます。
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