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骨噛み / ほねかみ
現代日本の一部地域の葬儀において観察される、食屍習俗の一つ。
火葬後の故人の遺骨を粉末にして服用、あるいはこれに類する行為をおこなう社会文化的儀礼または風習。
近親者の遺骨を口にするのは、強い哀惜の念や故人との一体化願望が表出した行為とされる。
一方、長寿を全うした者や社会的に高い地位にあった者などが被食対象となる場合には、その生命力、生前の能力、業績にあやかろうとする素朴な感情が根底にあるとみられる。
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