いる。

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いる。

 猫って不思議な生き物だよな。よく猫は液体だと例えられるが、実際その通りだと思う。というのも、猫の体はどうなってるのかわからないくらい柔らかくて、どんな隙間にでも入り込んでしまう。挙句には自分の体よりも小さな容器や入れ物にその体を押し込めてしまうことが出来ることから、猫好きの間では猫は液体と呼ばれている。  ちなみに猫は自分のことを人間もしくは猫と認識しており、飼い主である人間のことを二足歩行のデカい猫、または動きの遅い猫と思っているそうだ。なので飼い主のことも自分と同じ存在だと思っているので、人間もしくは猫と認識していることになるということらしい。  そんな猫なんだが、個体差はあれどイタズラ好きな子が多いと感じる。ウチにいる猫は割と人を驚かせて楽しんでいるそんな気がしてならない。音もなく忍び寄ってきて知らない間に側にいるその姿はまるで忍者のようだとついつい思ってしまう。  さてそんな猫の話から始まったわけだが、今回はそんな猫にまつわるお話をしたいと思う。前に猫に関する話をしたと思うが、またそれとは別のお話があるのでそれをお聞きいただきたい。  あなたの家にいる猫は果たして本当に自分の知っている愛猫なのだろうか? それではどうぞ。
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