じつはじつわ

ゾッとする小ネタ集2（前編）

　今回は俺が体験したゾッとする話を四つお聞きいただこうと思う。以前にもゾッとする小ネタ集をお聞きいただいたかと思うが、今回も前回に引き続きある意味ゾッとする、でもクスッとするような話になっている。ここしばらく恐怖体験ばかりお話していたからたまにはこんな話もいいのではないだろうか。

　え？　お前の話はどうでもいいから怖い話を聞かせろって？　おいおい、その言葉が俺にとっちゃ怖い話だぜ……。

　まぁそんなことはさておいて、今回お話しするのは『パレード』『ある冬の夜の話』『ドッペルゲンガー
　』『路地裏で……』の四つだ。一つだけ言っておきたいのは、いずれも俺が体験したある意味ゾッとする話ということで、これを見ている方にとってはゾッとしないかもしれないいわゆる谷の回というやつだ。それでも聞いてやるぞという方はどうか聞いてもらいたい。

　※注　今回の話はいずれも筆者が体験したことではありますが、人によっては不快に感じる、または本作の趣向と違う話となっております。ゾッとする話と表記しておりますが、恐怖体験とは違ったものになっておりますのでご了承ください。

　あと書いていたら予想以上に長くなったので前後編に分けました。