ゾッとする話 小ネタ集2(後編)

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年は多分50から60くらいの人かな。その女性が俺の背後に立っててジーッと俺を見てたんだ。その瞬間悲鳴あげそうになったよ。いやマジで。ちなみに( ゚д゚)←こんな感じの顔してた。 だけど大の男がそんなわけにも行かないから何事もなかったかのようにその女性の横を通り過ぎようとすると。なぜかその女性が俺の前に立ち塞がろうとするんだよ。もう本気で怖くなって、さらにその女性の横をサッと横切って小走りで逃げたよ。 ……そしたらね、聞こえくるの。背後からコツコツと靴の音が。 後ろを振り返る勇気もなくて、もしつけられてたらどうしよって思ったら怖くて、そのまま車のところに戻るのも嫌だったからちょっと近くのデパートに入って少ししてから車のところに戻ったんだよね。 車の中に戻ってからもあの女性が俺のジーッと見つめる視線が忘れられなくて本当に怖かった。 でもね、よくよく考えたんだけどもしかしたら、あの女性は俺を避けようとしたんじゃないかと思ったんだ。あくまで可能性の話だけど路地裏で歩いていたら前の男が急に振り返って、その横を通り過ぎようとしたらまさか自分と同じ方向に動いたんじゃないかって。もしそうだったらあの女性に悪いことしたなぁってちょっと考えたんだ。 なにせ俺、見た目が結構ゴツくて、初対面の人の第一印象が、怖い、怒ってそう、酒豪、何人◯しましたか? もし前科ついてたら強盗放火◯人やってそうな見た目って言われるくらいだからそりゃ怖いよね。ちなみに中学生のころ廊下を歩いているだけで教頭先生に「何睨んでるんだ? 私に何か言いたいことでもあるのか?」と言われるくらい目つきも悪い。 でも一言だけ言わせて。 俺だって怖かったんだよ!。゚(゚´Д`゚)゚。
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