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そもそもどうやって死のうか?
首吊りか…いや、俺は実家暮らしでそんな事をここでしては親に迷惑だろ。
あっ…親は悲しむかな?だけど、俺の事を最近はうっとしがっているよな。
職に就かず日雇いで凌いで親孝行ではなく親不孝だな
何よりもきっと俺がこの調子で息をし続ければ「どうしてこんな風に育ったのか…育て方を間違えた」と後悔をし続けるだろう。
なら、死のう…だからせめて迷惑を掛けずに死のう円満自殺を目指そう!
飛び降り…
そうだ飛び降りだ!
今俺は人生一の閃きに驚いたのだ。俺にしては名案で自分自身で驚き瞬きを忘れるところだった。
死に方は決めた、後は遺書かな…
いや…いらないだろ!そもそも誰にも見つかりたくないな、だから手紙をこの俺の部屋に置いて置こう!
「旅に出ます」と書いて置こう!まあ旅先はあの世だけどね。
よし!何となくここまで決めたら俺の人生のフィナーレに相応しい舞台を決めようか!
どこか行きたかった所はないか…
俺は必死に考えるも思いつかない…
「参ったな…行きたい所がないなんて…」
つくづく思う俺は詰まらない人間だと。
俺の中で警告音がなった、
あっ…行きたい所はある!あの世だ!ははは
心の中で笑って見た。なんとも虚しい。
警告音?警告…渓谷!
そうだ!渓谷から飛び降りしよう!
街中と違い人もいないであろう、そして運が良ければ見つからない!人知れず幕を降ろせれる。
俺は更なる閃を宛にパソコンの電源を入れ渓谷を調べ出したのだ。
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