エピソード1

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「そうですか…白ですか!貴方は今日から白の戦士です!よろしくお願いいたします!」とその訳の分からない女は頭を下げた。 待てよ。 白の戦士?なんの事だ? 俺は空腹の上に更に訳の分からない事態で気が滅入ってきた。 「貴方のお名前を教えて貰えませんか?」とそのノーパン女は言ってきたが貴方こそ誰ですか? 「俺は新垣蒼介…貴方は?」とりあえず名乗って気になる事はまだまだあるがせめて名前だけでもと俺は思った。 「蒼介さんですね!私は荒波翔子!今日から貴方のパートナーよ!よろしくお願いいたします!」またもや訳の分からない事を挟み頭を下げ出した。 もう我慢の限界だ 「さっきからさーパンツの色がとか、白の戦士とか、パートナーとか…意味が分からないんだが…」と俺は話している最中に荒波翔子は話を遮り 「どうせ飛び降りしようとしてたんでしょ?」と言ってきた。 こいつ…俺の自殺行為を止める為に意味不明な事を言ったのか…ならこのモヤモヤした気持ちに生理が着くぜ。 「私達は自殺未遂者にチート級の力を与える為この世界とは違う世界から派遣された者です。貴方は白を選ばれました、なので白の戦士となります。更に私はまだ貴方がこのパンツによってチート級の力が使いこなせる様パートナーとして今日から側近につかさせて貰います、どうかよろしくお願いいたします。」と荒波翔子はチート級の力と言う更に理解し難いワードを追加してきたのだ。 えっ!?出鱈目で言ってた訳では無い…ますます非現実的な事に巻き込まれたのか俺は… 「とりあえず新垣さん、お腹空かしている様子なので私の奢りで近くのファミレスで腹ごしらえしながら色々と説明します。昇仙峡の入口付近に私の軽自動車が停めてありますのでそれに乗り向かいましょう!」と荒波翔子は俺の手を引っ張り歩き出した。 なんかよく分からないが可愛い子とご飯を食べれるのであれば良いかな。 俺は躊躇いもなく荒波翔子について行った。
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