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 そう言う彼女を俺は穢れたことから救ってやりたい気になったのと恋心とで思い切ってこう言った。 「円するより俺と付き合わないか!」 「えー!お兄さん私を口説く気!」 「ま、そうかな。」 「ふ~ん」と彼女が言いながら含み笑いして、「私を不浄な事から足を洗わせるために?」と聞いて来ると、「ああ、それもあるけど・・・」と俺は言いながら鎌をかけられた格好となった。 「うわあ!お兄さん顔が赤くなってる!可愛い!」  俺が額に汗をかきながら猶ももじもじしていると、「私だってお兄さんの写真撮った位だから・・・」と彼女も言葉に詰まってからもじもじし出した。
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