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ーー生まれつき美しい姿をした男の子。
その容姿から多くの恋文をもらうが、彼はそれを読みもせずに葛の中に入れていた。
ある日、彼に恋い焦がれるあまりに死んでしまった娘がいた。
彼は急いで葛から恋文を取り出すが、
その恋文から突然恨みの炎が燃え盛り、彼は炎に包まれて鬼になってしまったーー。
【 酒呑童子の言い伝えより 】
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