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 やっぱり、僕は人ではなくなってしまったのかもしれない。  悪寒がしていた。鈴の音は聞こえなくなっていて、夜目のきかせかたも掴んできたけれど、どこへ行ったらいいかわからなくなりそうでずっと不安だった。
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