「らしさ」

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その有名の笑顔は、悪魔の微笑みに見えた。嬉々としてそのまましこりを押しつぶし続ける。 「見つからないかもしれないと思って焦ったよ。良かった、これで颯人も気持ち良くなれるね」 「はぁっ⁉︎ 何言って、んあ!」 やばい、このしこりはまずい。快楽が止めどなく与えられ続ける。呂律が回らない。 悠を止めなければ、意識が飛んでしまうかもしれない。 「や、やめっ!あっ、変になるぅ…ん!」 「怖くない怖くない。きもちいよ。身体の力を抜いて身を任せてごらん」 初心者がそんな上手いことできるか!と突っ込みたいが、身体は思い通りにならない。過ぎる快楽を苦痛に感じ始めた時、悠の指がスッと抜かれた。 「ふー、大分解れたね。うわ、ローションでトロトロになって…エッロ…」 抜いた指で悠はそのまま俺の入り口をクパクパ弄る。中を広げられる感覚に身体が震える。 「無意識だろうけど、俺の指にキュウキュウ吸い付いてくるよ。ふふ、物足りなくて寂しいの?」 「やっ、やめろよ! 俺の孔に話しかけるみたいなの! こっぱずかしいだろ!」 「でもそんな恥ずかしい言葉を言われて興奮しているのは颯人じゃない? だってほら…」 そう言うと悠は俺の竿をソッと撫でた。 いつのまにかギンギンに勃ち上がっていたことに初めて気づく。 さらに恥ずかしくなって口をパクパクさせる俺を見て、悠は優しく微笑みながら俺の頭を撫でた。
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