「らしさ」

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「ごめんね、少し言葉で虐めすぎたかな。でもずっと颯人とこうしたかったんだ。颯人が俺の手で気持ち良くなってくれるのを見ると、嬉しくてたまらないよ」 とろけるような甘い目をして、少し照れ臭そうに悠は打ち明けた。俺が愛おしくて仕方ない、そんな手つきで俺の頭を撫でる。 そんなふうに、誰かからまっすぐ愛を向けられたのは生まれて初めてだった。 大丈夫だ、こいつになら全てを委ねられる。 そう思った瞬間、楽に身体の力が抜けた。 「つづき…して」 「え?」 「俺も…、悠に気持ちよくなって欲しいから」 俺の言葉に悠は嬉しそうに笑った。 そのままズボンを軽くずり下ろし、俺の目の前に立派な逸物を晒した。すっかり臨戦態勢で、先端から汁が滴り落ちている。俺のモノより一回り大きい、反り立つソレに悠はローションを塗り込めた。 以前一緒に露天風呂に入ったが、あまり悠のモノは見てなかった。想像以上の立派さに息を飲む。 俺の視線に気づいてか、悠は顔を上げた。 「あまりまじまじ見られると…恥ずかしいな」 「ごめん…ちょっと、驚いて」 悠は少し気まずそうな顔をして俺を見つめた。 「颯人がなるべく痛くならないように、解したつもりだ。けど…初めてだし、それでも痛かったらごめんね。先に謝っておく」 「いいよ。俺が望んだことだ。……はやく、ちょうだい?」 俺の言葉に悠はゆっくりと俺を仰向けに押し倒した。そのまま足を割り開かれ、膝を立てさせられる。悠は俺の足の間に座って、俺の腰の下にクッションを挟んだ。 グッと腰を持ち上げられ、悠の下半身へ引き寄せられる。そして膝が胸につきそうなほど身体を折り曲げるように、膝裏を上半身へ押し上げられた。悠の眼前に全てを晒してしまうその体勢にカッと顔が熱くなる。 だが悠は動きを止めず、俺の後孔に逸物の先端を押しつけた。クチュリという音がする。 そのまま悠は俺の顔を見た。 「挿れるよ」
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