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悪魔か、悪魔なのかこいつは。
だが強い快楽に羅列が回らず、悠を罵ることさえできない。気づけばされるがままにしこりを虐められ、自分の腹に白濁を吐き出していた。
「ふっ、ん…はぁ、やめてって、言ったのに…!」
「あー、颯人がイクとナカがキュウキュウ締まる。つられて俺もイクところだった」
「きっ、きけよ!」
「ごめん、でも俺はまだ一回もイッてないからさ。もう少し、ん、付き合って…!」
すると悠はまた腰を動かし始めた。今度はしこりのもっと奥、俺の最奥を容赦なく突いてくる。
悠の先端が俺の最奥にトントンと当たる音が聞こえる気がした。
「あっ、や…! ふ、ふかぁぁ、あっ」
「ふっ、あーきもち。ねぇ颯人の奥、俺に吸いついてるよ。きもち? 俺のコレそんなに好き?」
「わっ、わから…あんっ!」
「『あん!』だって。クッ…かわい…」
小刻みに奥を突くような動きをやめ、ギリギリまでまた引き抜く。
その瞬間、悠は一気に奥まで俺を串刺しにした。
ゴチュン!という音が脳内に響き、目の前がチカチカする。
「あっ、ふっ、ふか」
「颯人のお腹、俺ので少し膨らんでるよ。ねぇわかる? ここだよ、ここ」
そう言うと悠は俺の下腹部をギュッと押した。
ちょうど悠の逸物が入っている箇所であり、上からもナカからも刺激を受けて身体が震える。
「ははっ、また締まった。ちょっと体制変えるよ、俺も…そろそろイキそ…」
悠は俺の左足を上に持ち上げ、横を向いた状態で上下に脚を割り開かれる。そのあられもない体勢に羞恥を覚える暇もなく、悠は俺の左足を片手で抱えて腰の動きを速めた。
「クッ、そろそろ、イクよ。…ナカに、出していい?」
「あっあっ、いい、いいからぁ…!」
一際強く最奥に叩きつけられたかと思うと、ジワっと奥が熱くなるのを感じた。
悠のが、俺のナカに出されたんだ…。
ぼんやりする頭でそれだけは理解できた。
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