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月に叢雲、花に風
再啓
納涼花火大会が開催される時期となりました。
我が家からも夜になると花火の音が聞こえ、活気をもらいながらモブ攻略に励んでおります。
お陰様でこちらはいつもと変わりない日々を元気に過ごしております。
変わりないことに安心と不安との間で揺らぐばかりの俺でしたが、先日は少しだけ変化もありました。
あの方に会うには望まないイベントも起こす必要があるということを知りました。
いつもと違う様子の彼を見られることに非常に喜びを覚えると共に、他の殿方とのお戯れを見られる悲しみも伴う一喜一憂の作戦を俺はどのくらい実践すれば良いのでしょうか。
そして殿方達のお戯れに俺の理性はどこまで耐えきれるでしょうか。
そもそも俺が耐えきることを望んでくれる方はいらっしゃるのでしょうか。
あの方だけでも望んでくれるというならば、いかなる場合も屈しない強い心でいられるのに。
あの方の話す内容に変化は訪れません。
私の心こそあの方の言葉ように変化しないことを願うばかりです。
少ししんみりとした話になってしまいましたね。
夏の終わりを感じると何故こんなにも寂しくなるのでしょうか。
もしよろしければ次の機会にでもお教え頂ければ幸いです。
厳しい暑さが続きますが、どうぞますますお元気で。
敬具
佐野 陽
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