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また今度ね
私は目が覚めた。
時計を見ると6時だった。
「シャワーあびよ」
今日は金曜日だった。
ガラッと開けると扉を閉めた。
シャワーをしばらく出すと頭から浴びた。ロクシタンのシャンプーで頭を洗った。
いいわあ。気持ちいい。
「…!?」
身体中にキスマークが付いている。
見えない部分にだけなのが救いだ。
「敦ったら」
夏じゃなくて良かった。
シャワーで洗い終わるとさっさと出た。
バスタオルで拭いてから体にタオルを巻いた。
ブォー!
かんなが起きてくるかも!
キスマークを隠す為、下着をつけ、
見えないような服を着た。
「おはよー」
かんなが眠たそうに現れた。
「おはよう」
「シャワーしたんだね」
「うん」
ブォー。頭を乾かし始めた。
10分程して乾いたのでキッチンへ。
「まみこ、明日出かけるから帰ったらお金ちょうだいね」
「樋口一葉までね」
「りょ」
「ぱぴこ寝てていいの?」
「7時半だ!」
ドアを開けると敦を揺すった。
「時間よ起きて!」
「何時?」
「7時半よ!」
「やばっ」
敦は急いで起きるとシャワーを浴び出した。
「今日は、シリアルでいいや」
かんなは自分で用意した。
「ママもシリアルにしよ」
ザラザラとボールにシリアルを出した。冷蔵庫から牛乳を出すとシリアルにかける。
敦はいそいそとお風呂場で着替えていた。
「8時10分になったら教えてくれ!」
「無理、まみこ頼んだよ」
かんなは食べ終わると食器をシンクに置いた。そして、自分の部屋に戻っていった。
「敦さん、時間よ〜」
「サンキュー」
スーツに着替えていた。
「行ってくるよ」
今日は会議らしい。鞄が膨らんでいる。
「行ってらっしゃい」
私は休み。
とりあえず、ゆっくりしよう。
「まみこ行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
かんなも出ていった。
とりあえず、久しぶりの恋愛ですね宮内さん、終了。
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