はじめに

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はじめに

 文章を読むことが小さい頃から好きでした。  特に小説が大好きで、小学生の頃から、頻繁に本屋に寄っては児童文学や小説を買ってもらっていた記憶があります。本数は圧倒的に少ないですが、国語の教科書に載っているような所謂「読み物」的なものや、雑誌や新聞に載っている簡単なエッセイなんかも、目ざとく(?)見つけては好んで読んでいました。  そういった経験の積み重ねがあったからか、例えば学校や勉強などで自分が文章を書く機会が来た時には、「そもそもどう書けばいいのか」とか「文章がねじれていないか」などの判断をするのがそれほど困りませんでした。感動した小説や身の回りの出来事を基にして、小学2年生の時には、見よう見まねで初めて小説を書いてみました。今読むと、たくさん赤ペンを入れたくなるくらい文章も構成も稚拙ですが、頭の中に思いついたことを紙に文字として書き連ねていく作業が、とても楽しかったことを憶えています。  その時から今に至るまで残っている「文章を考える」という感覚を忘れないようにするために、また、昔より随分劣ってしまったと感じているこの感覚に少しずつでも磨きをかけられるようにするために、一旦フィクションを離れて、日々の些細な事から書き留めていこうと思います。  前置きが長くなりましたが、このエッセイを開いてくださり有難うございます。  毎日の生活の中でふと考えたことや、新しく発見したこと、好きなことに対する感想なんかを、気ままに書いていきたいと思います。  ペコメや感想なども自由にお寄せください!
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