事例1: 女子専門学校生のケース

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 そんなことを思っている間に気付けば現像が終わって、写真の取り出し口には小さな台紙。  枚数を少なくしたおかげか、待ったような感覚がほとんど無かった。 「……え?」  取り出した写真を見て、彼女は絶句した。  危うく写真を取り落としそうになるくらいだった。  そこに写っていたのは――。 「これ……、私?」  ――小学生、しかも2年生か、3年生か。  それくらいの齢であろう女子が写っていた。
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