夏海の誕生日

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夏海の誕生日

8月11日 アラームが鳴り 止めてから 目を開ける 亜紀子がこっちを向いて寝ていたから 頬へキスをして 起きようとしたら 亜紀子の手が 首に回り 引き寄せられて もう一度 頬にキスをして 「おはよう」 「おはよう 亜紀子 ごめん起こした」 「ううん 私も起きる」 腰と膝裏に腕を回し抱き上げて 横向きで 膝の上に乗せて 亜紀子の首筋に キスをして 「やっ はる くすぐったい(笑)」 「亜紀子 いい匂い」 唇を這わすと 「..んっ..ダメ」 胸を押されて 「夜だったら いい?」 「..うん」 意地悪して ニヤニヤしていたから 「エロおやじみたい(笑)」 そんなにエロい顔してたのか... リビングへ行くと 夏海は 自分で温めたお味噌汁と ご飯と昨日のおかずの残りを食べていて 亜紀子が先に 「誕生日おめでとう」 「夏海 おめでとう」 頭を撫でて 「ありがとう」 亜紀子 「夏海 お弁当の量 いつもぐらいでいい?」 「うん ありがとう」 亜紀子の隣で お弁当作りの手伝いをして 水筒に 水と氷を入れて その後 亜紀子がパンを焼いてくれて 珈琲に牛乳を入れて飲む 8時半に 夏海と一緒に家を出る 「夏海 2試合目 亜紀子と見に行くよ 帰りも一緒に帰ろう」 「うん」 試合会場に着いて 「夏海 気をつけてな」 「晴 送ってくれて ありがと」 「おうっ 行ってらっしゃい」 「行ってきます」
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