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俺は遠くに電話の音を聞きながら、味方のサポートをする手を止めない。というか止められない。 「やばいやばい! 回復!」 俺は回復をしてから、味方のサポート続け、敵側の旗を折った。 「っしゃあ! 電話ぁ!」 携帯を握ったままでベッドからおりると、急いで部屋をでる。ダイニングにある電話は、いまだになっていた。いや、正確には2度目の電話がかかってきていた。 「誰だよもう! はい、もしもし」 前半と後半はしっかり声のトーンは違う。 電話の相手は母さんだった。 「ねぇ雨が降ってきたの! ちょっと洗濯物入れておいて!」 なんてこった。あと数時間なのに!
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