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「しーずーくー!」 「わぁったから! 2分待って!」 俺は、部屋の外でドアをノックする母さんに返事をした。 春休みの今なら、邪魔されないかと思ったのだが……。 いや、明日は母さんは仕事だから、大丈夫だろう。 「っしぁ! まずは1勝!」 この最高の出だしから、俺は連勝を稼ぎたかったのだが、そうもいかない。お昼を食べないと怒られてしまう。こんな時に説教でゲーム時間が削られてたまるか! 俺はとりあえず携帯を置き、部屋をでた。 昼飯に冷凍食品のチャーハンを食べ、急いで部屋に戻る。 この時間およそ20分。 「よし、試合再開!」 俺はベッドの上で胡坐をかくと、ゲームを再開した。
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