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それから2人は冒険者ギルドで休息をとり、ドラゴン討伐の報酬を貰うと、新たなクエストを受けてまた草原へと繰り出した。だが、その途端ハルカの足が止まる。
「どうしたのハルカ?先に進もう?」
「…いいや」
ハルカは少し迷う素振りを見せたが、勢いよく頭を下げた。
「悪い、ヒナノ!少し…これからの冒険について、考えたい事がある。今日の冒険は終わりだ」
「…えっ?ちょっと待ってよ、なんで!?」
「すまない。じゃあな」
そう言うと、ハルカは魔石のチカラを発動させて、光の中に消えた。1人残されたヒナノは、呆然として草原の中で突っ立っていた。
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