家族っていいよねー

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執「望......様!望月様!」 ( ゚д゚)ハッ!と目を覚ます 執「着きましたよ。」 おー15分案外早いな... まだ眠いわー でも起きなきゃなー ゆっくり体を起こすと、お礼を言って車から降りる。 すると見慣れた顔の人が二人並んでいた 悠「直人!祐希っ!!」 俺が名前を呼ぶと振り向いてくれたので走って行く 直「悠ー!はよー!!」 祐「おはよー悠。」 悠「おはよ!二人とも!」 今日もイケメンオーラ漂ってんなー 俺には勿体無い位... なんだけど、直人はちょっと残念なんだよなー... 直「もうここで王道感あるんだよ。見て!このでっかい門。こんなん飛び超えられるかっての。」 うん。通常運転。 直人は腐男子ってやつらしい まぁ、いいと思うよ。一つの個性として 『あ。』と上から声が降ってくる 直「悠は絶対総受けにさせないから。」 急に真剣な表情になる 見たことない直人の表情におろおろしていると祐希が助けてくれる 祐「今日から新しい所入るから緊張してるんだよ。ほら行くよー。」 祐希が俺の手を掴んで進んで行く それに気づいた直人が急いで追いかけてくる 俺達は今日からこの全寮制男子校の『桜夢高等学校(さくらゆめ)』に入学する ちなみにここは小学校から高校までエスカレーター式のお坊っちゃま高校らしい だからホモが7割、バイが2割、ノーマルが1割という驚異の数値を叩き出している まぁノーマル1割は俺達みたいな外部生だろうけど... この学校で友達が直人と祐希しかいない今、ちゃんと3年間やっていけるかな...
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