本の話でも②

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本の話でも②

中学生からはガッツリと集英社コバルト文庫にハマりました。 最初は藤本ひとみさんの漫画家マリナシリーズだったか。 そこから、氷室冴子さん、若木未生さん、前田珠子さん、榎木洋子さんあたりを特に読んでいました。お小遣いはコバルトと漫画と買食いに消えてました。 途中で残念になってしまったシリーズもあったけど、来月はあのシリーズがでるぞ、あれはまだかな、とか待ち遠しく楽しく読んでました。 どれも好きだったけど、榎木洋子さんの『リダーロイスシリーズ』は、本編6冊無駄なしの構成で、あの頃ちょっと衝撃を受けました。物語としてとても綺麗だなと思います。そして魔法と龍と人の在り方が素敵です。今読んだらどう思うのかな。読み返したいな。 前田珠子さんは未完のシリーズが多いのですが、キャラが暴走しない短いお話がよいのではないか。初期の頃の『精霊宮の宝珠』や聖獣復活譚の『まどろみの守護者』『銀の守り手』なんかがすっごく好きでした。 高校生は引き続きコバルトを愛読しつつ、テスト前に田中芳樹さんの『銀河英雄伝説』を徹夜で読んだりしてました。ヤン提督ファンです。 小野不由美さん『十二国記シリーズ』もこの頃出会い、昨年の新刊発売日には本屋に飛んで行きました。 2020.4.22
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