本の話でも③

1/1
前へ
/72ページ
次へ

本の話でも③

いつかの続き。 高校卒業してからは、タイトルは知ってるけど読んだことなかった海外児童文学や海外ファンタジーを読みました。 『赤毛のアンシリーズ』。子供の頃に子供向けのを読んだきりだったので、夢中で読みました。感受性豊かなアンの愛しいこと。もだもだするロマンスも大好きだ。マリラが好きなんだよなぁ。完訳版でじっくり読みたい。 『あしながおじさん』書簡小説。続編も面白いです。 『ゲド戦記 影との戦い』初めて読んだ時、めちゃくちゃときめきました。 森博嗣さんの『S&Mシリーズ』10冊。当時は理系ミステリーと言われていたような。読んでいると自分の頭が良くなったような錯覚をおこしました。 京極夏彦さん『京極堂シリーズ』(百鬼夜行シリーズが正しいのかな)段々分厚くなって読むのが大変。いつも読んだあとに心もとなくなってました。まだシリーズは途中なのかな?今はもう読めないな。 北村薫さん『円紫さんと私シリーズ』5冊+1冊。 文学部の「私」は本読みです。大学生の卒業生である噺家の円紫さんと出会います。この円紫さんが「私」が持ち込む日常のはてなや、時には人の人生がかかった謎を解いたり、ヒントをくれるのです。落語を絡め、本読みの「私」の読んだ本や作家の話を織り交ぜながら物語が進んだりします。 +1冊としたのは、5巻完結かなと思っていたシリーズの最新刊が数年前に、大人になった「私」と共に帰ってきたからです。 浅田次郎さんは『蒼穹の昴』と『壬生義士伝』、東野圭吾さんは『白夜行』、筒井康隆さんは『七瀬三部作』あたりが好きでした。 宮部みゆきさんは……なんだろう、昔は『クロスファイア』とかかな。七瀬もそうだけど、能力者の悲しみ的なやつが興味深かったんだと思う。今は時代物のほうが合うのですが、読みブランクがあいちゃって、シリーズ物の登場人物やストーリーを思い出すまでが辛い。 大学生の頃はミステリー系をよく読んだなあ。 これを書いていたら最近読めていなかった作家さんの本も読みたくなってきたぞ。 2020.5.11
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加