片付かない本棚とAI

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片付かない本棚とAI

緊急事態宣言が解除になりました。 長かった。その割になんにもしてないけど。本棚が一ヶ月以上放置のままです。一応やろうかなって見るけど、重い読まない本の山に、ウンザリしてしまう……。愛着のある本は早々に移動してあるんですが。 本ってどうやって片付ければいいんだろう。本、捨てるの抵抗ありますね。 古本屋さんはなくなってしまい、メルカリで売れるほど綺麗じゃないしそもそも面倒くさいし。 あと辞書。紙の辞書なんてもう何年も使ってないのに、嵩張るのに捨てられないよ。 今はネットで調べられちゃうし、若者は電子辞書ですね。英単語を調べて辞書に蛍光ペンでマークをつける、なんてしないのかな、きっと。 さて。煮詰まり中に、ヒントを求めて好きな本を読んでました。 ああ、この作家さんみたいに書けたらなあと思いながら、もしAIが進化して私の読みたい話を「作家○○風」という感じで書いてくれたら……読む。読むな、きっと。なんて考えていました。 公立はこだて未来大学の「気まぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」で、星新一さんの短編を解析し、AIが小説を書き、星新一さんの賞に応募するというのがありました。2016年には一次選考を通過したそうなのです。AIだけではまだ書けず人の力も必要と書いてあって、その時はAIと人で2:8の割合だと。 ホームページには2018年の記事までしか載っておらず、その後プロジェクトがどうなったかわからないですが、楽しみではないですか。 AIが書いた小説も、人間が血反吐吐くほど考え抜いた小説も、AIと人間が二人三脚で創った小説も、読みたいです。 2020.5.25
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