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蕩けた遥は誠吾の下で気持ちよさそうに喘いでいる。
誠吾とて、ずっと我慢しているのだ。
久しぶりに見る恋人の蕩けた顔は、視覚的にもかなりくるものがあった。
「も、出る……出る…あっ……」
「いいぞ。俺の手の中に出せ……」
誠吾が扱く速度を速めると、遥は体を震わせながら誠吾の手の中にどろりとした白濁を吐き出した。
「濃いな……。だいぶ溜まってたんだな…」
「だって、誠吾さんと、してない、から…」
はあはあと息を荒らげる遥の目の前で、誠吾は手に吐き出された遥の愛液をごくりと飲み込んだ。
それを見た遥は目を丸くしたかと思うと、真っ青になった。
「それ、おいしく、ない。吐き出して……」
「もう飲んじまった。まあ、ちょっと苦いが……遥のものだと思うと捨てるのも惜しいしなぁ」
笑いながら誠吾がそう言うと、遥は堪らず誠吾を抱きしめた。
悟に捕まっていた時、無理矢理山田に口淫させられて……吐き出されたものは気持ち悪くて自分は飲むことが出来なかった。
誠吾さんのものなら……飲めるのかな…。
そういえば、まだ誠吾さんはイッてない…。
遥はゆっくりと体を起こすと、誠吾の足の付け根に顔を埋めた。
「おい…。俺はいいから…。そんなことしなくても……」
「僕も、飲んでみたい、です……」
ゆっくりと舌を伸ばして先端に舌を這わせれば、誠吾から気持ちよさそうな吐息が漏れた。
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