第8夜

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シャツの下から現れた、誠吾の筋肉のついた逞しい体に手を這わせて「綺麗なのは、誠吾さんの、方です」と、恥ずかしそうに囁いた。 それだけで、既に勃ち上がっていた誠吾の屹立は更にズクンと熱を持つ。 「久しぶりだから……痛かったらゴメンな」 「大丈夫だから。僕の中に、誠吾さんが、ほしい、です」 遥はそう言うとゆっくりと両脚を左右に開いた。自分の蕾に指を這わせ、少しだけ開いて誠吾を誘う。 「ここに、誠吾さんを、挿れてほしい……」 「ばっ……馬鹿。どこでそんな誘い方を覚えてきたんだよ。俺、ギリギリなんだからあんまり煽るな」 「だって、ずっと、こうしたかった……んっ」 誠吾は煽り続ける遥の口をキスで塞いだ。 少しざらつく遥の舌の傷跡さえ、興奮を高める材料になっていた。 上顎を舐めて舌を絡めれば、遥からは気持ちよさそうな吐息が漏れる。 「ここもピンと勃ってて……可愛いな」 誠吾が笑いながら、遥の胸の飾りをピンと弾けば、遥はビクッと体を仰け反らせた。 遥の乳首を誠吾がいつも執拗に弄るので、初めて抱いた頃よりそこは感度も大きさも増していた。 夏になるとTシャツ一枚では胸が擦れて辛いと、遥は夏でも下着を身に着けるようになっている。 「遥は胸を弄られるの、好きだもんな…」 「うん………。気持ち、いい…」 ペロペロと右の乳首を舐めて、左の乳首を指で捏ねれば遥の全身からはすっかり力が抜けてしまった。 誠吾はくるりと遥の向きを変えると、尻を高く突き上げさせて後孔にとろりとローションを垂らした。 「ひゃ……っ」 「悪い……冷たかったか?」 「だい、じょぶ……です」
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