第8夜

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自分の指にもローションを纏わせて、ゆっくりと遥の蕾に指を差し入れる。 久しぶりに挿入される異物に、遥は思わず息を飲んだ。 「痛いか?ゆっくり慣らしていこうな…」 久しぶりの遥の中は誠吾の指をきゅうきゅうと締め付ける。 誠吾は腹側にある、ざらざらとしたしこりを探してゆっくりと指を進めた。 「は……あっ」 「お、ここか……」 ある一点を指が掠めた時、遥の全身がビリビリと震えた。 誠吾はそこをトントンと内側から刺激する。 強い刺激に四つん這いの姿勢を保てず、遥の上半身がベッドに沈む。 誠吾が指を増やし、ぐちゅぐちゅと音を立てながら中を拡げるように擦ると、遥は堪らず声を出した。 「あ………ああっ。あっ…はっ」 「もう痛くないか?俺の指、三本も飲み込んでるぞ……」 蕩けた表情の遥が振り向いて、うんうんと頷く。気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうだった。 欲を吐き出したい……。 お互いの屹立は痛いほどに張り詰めている。 「もう、挿れるな。ゴムつけるから、ちょっと待ってくれ……」 ゴムを装着した誠吾が、遥の蕾にひたりと自分の屹立を宛がった。 逸る気持ちを抑えて、ゆっくりと腰を進めて遥の中に自身を埋め込んでいく。 「あああっ……うあっ…あっ……」 「遥……声、もう少し抑えられるか…?アイツらに可愛い声が聞こえちまう……」 遥はこくこくと頷いてシーツに顔を埋めた。 遥が辛くないように、誠吾はゆっくりと遥の中に入ってきているが…。 ゆっくりとした動きが逆にもどかしく、届いて欲しいところに当たらず遥の腰が知らぬ間に揺れれしまう。
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