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自分の指にもローションを纏わせて、ゆっくりと遥の蕾に指を差し入れる。
久しぶりに挿入される異物に、遥は思わず息を飲んだ。
「痛いか?ゆっくり慣らしていこうな…」
久しぶりの遥の中は誠吾の指をきゅうきゅうと締め付ける。
誠吾は腹側にある、ざらざらとしたしこりを探してゆっくりと指を進めた。
「は……あっ」
「お、ここか……」
ある一点を指が掠めた時、遥の全身がビリビリと震えた。
誠吾はそこをトントンと内側から刺激する。
強い刺激に四つん這いの姿勢を保てず、遥の上半身がベッドに沈む。
誠吾が指を増やし、ぐちゅぐちゅと音を立てながら中を拡げるように擦ると、遥は堪らず声を出した。
「あ………ああっ。あっ…はっ」
「もう痛くないか?俺の指、三本も飲み込んでるぞ……」
蕩けた表情の遥が振り向いて、うんうんと頷く。気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうだった。
欲を吐き出したい……。
お互いの屹立は痛いほどに張り詰めている。
「もう、挿れるな。ゴムつけるから、ちょっと待ってくれ……」
ゴムを装着した誠吾が、遥の蕾にひたりと自分の屹立を宛がった。
逸る気持ちを抑えて、ゆっくりと腰を進めて遥の中に自身を埋め込んでいく。
「あああっ……うあっ…あっ……」
「遥……声、もう少し抑えられるか…?アイツらに可愛い声が聞こえちまう……」
遥はこくこくと頷いてシーツに顔を埋めた。
遥が辛くないように、誠吾はゆっくりと遥の中に入ってきているが…。
ゆっくりとした動きが逆にもどかしく、届いて欲しいところに当たらず遥の腰が知らぬ間に揺れれしまう。
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