第8夜

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遥の中に根元まで挿入すると、誠吾は一旦動きを止めた。 久しぶりに誠吾を受け入れる遥が 、辛くないよう馴染むまで我慢して動かないでいようと思ったのだ。 「遥……全部挿ったぞ…」 「う………んっ。あ……おっきい……はあっ…」 「また遥はすぐそうやって煽る……」 ゆっくり動かないで我慢しようと思っていた誠吾の決意は、無自覚に煽る遥を前にして呆気なく崩れ去った。 誠吾は遥の腰をしっかりと抱え直すと、ずるりと熱杭を少しだけ引き抜いて、一気にどちゅんと奥まで挿入する。 「ひっ…………うあっ……ああっ」 遥は我慢していた嬌声を上げてしまい、慌てて唇を噛んだ。 久しぶりだから……かな。 誠吾さんのって、こんなに大きかったっけ。 いや、前から大きかったけど……。 奥まで届いて、すごく気持ちがいい……。 「遥、中が絡みついてきて……すごくイイよ」 「んっ……ぼく、も……いい……よぉ」 ゆさゆさと揺さぶられ、体の中を誠吾で目いっぱい満たされて遥は幸せだった。 遥の体を知り尽くした誠吾は、気持ちのいいところを突いてくるので気持ちよくて堪らない。 遥自身からは、遥の意志とは無関係にびゅるびゅると白濁を撒き散らしている。 「またイッたのか……?俺も……イきそう…」 遥を後ろから激しく突きながら、誠吾も限界が近いのを感じていた。 自分の下で嬌声を堪えながら喘ぐ遥が愛しい。全身から放つ色気と甘い香りにむせかえりそうだ。
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