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「誠吾さ…ん、好きぃ……あぅっ」
振り返ってふにゃりと笑われたら、もう誠吾の理性は吹き飛んでしまった。
ガツガツと激しく腰を打ちつけて、思い切り遥の体を揺さぶる。
ギシギシとベッドが激しく軋んだ。
「イく………からな…」
「あ………………あああっ」
熱を吐き出した後、ずるりと誠吾が自身を引き抜くと、今まで口を開いて誠吾を受け入れていたそこはヒクヒクと寂しげに蠢く。
開ききった孔はすぐには閉じず、また挿入されるのを期待しているように見えて誠吾の下半身は再び反応してしまった。
体力の有り余る誠吾とは対照的に、遥は久しぶりの行為に体力を消耗しぐったりとベッドの上で荒い呼吸を整えていた。
「ごめんな、久しぶりだったのに激しかったよな」
「気持ち、よかった……です」
遥の白い肌はほんのり色づき、汗ばんでおりかなり色っぽい。
事後の気怠い表情も、再び誠吾を硬くするには十分だった。
「こんな色っぽく……いやらしくなっちまって……。ますます心配になるよ」
「誠吾さんが、僕を、こんな風に、したんですよ……」
ふふっと笑った遥だったが、誠吾の下半身に目をやって驚いて固まってしまった。
「あの……それ……」
「すまん遥……。もう一回、いいか?」
「えっ……あっ……まっ………」
遥はくるりと仰向けにされて、左右に両脚を大きく開かれた。
再びゴムを装置した誠吾が一気に遥を貫く。
「あああっ………」
「遥………遥……」
誠吾の表情は獣のようで、最初から激しく突かれながら遥はぎゅっと誠吾にしがみついた。
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